アセアン事務局(インドネシア)訪問

タイラ昭一

2023年12月18日 09:00

令和5年11月6日から12日まで、総務企画常任委員会海外視フィリピン・インドネシアの視察が行われた。
11月10日(金)9時55分よりインドネシア国ジャカルタにあるアセアン事務局訪問。(*^。^*)
ファンタリー・チャンタラティップアシスタントディレクターが対応。
アセアンと日本の関係は50年になる。
当初5カ国で1967年の設立で、当時は平和的な事が重要だった。
現在は10カ国で構成され、互いの国が手と手を取り合って経済的に発展したい思いだが、現在でも争いが多少残っている。(~_~メ)
それでも50年の間アジアの国が平和的に過ごしている。
現在の経済状況は、アジアのGDPは世界で5番目の4,6%に成長し来年4,8%を目指す。そうなると世界4番目の地域になれる。
過激派の暴力も課題であり、パンデミックからの脱却と困難な状況に立ち向かう覚悟で、経済社会のデジタル化に向けて頑張っている状況だ。
2025年から2045年の20年間のビジョンを計画中で、チャンスと状況のコミュニティーを築く。
また、平和を保つことと争いの火種を最小限に抑えるための機関で、アセアンIPRがあり、事務局はジャカルタにある。
平和と言うものが一時的ではなく長期的に継続的な長いプロセスとなっている認識に基づいて築いている機関である。
主な活動としては、平和と協力を高めるプログラムを設置、文化と宗教の理解を深めるプログラムの作成、若者の育成プログラム、サイバーセキュリティーの強化プログラム、奨学金のプログラム、地域におけるローカル性のプログラムがあり、各国が手を取り合って臨むことが重要である。
その為の会議を今年は1400回を数えており、大臣レベルの平和的外交の重要性が問われていると思う。ただし宗教上の問題はなかなか口を出せないとの事だ。
いずれにしても対話を積み重ねる事によってお互いの理解を深める事の重要性が非常に大事であると思う。


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