旧志免鉱業所竪坑櫓
月刊誌探訪日本の名所‐巨大建造物編‐から、福岡県志免町の『旧志免鉱業所竪坑櫓(きゅうしめこうぎょうしょたてこうやぐら)』。
巨大な鉄筋コンクリート造の櫓がそびえる異様な光景。
1964(昭和39)年に閉山した炭鉱、国鉄志免鉱業所で使われていた地上47.6mのエレベーターの遺構だ。(^.^)/~~~
現役時代は、真下に掘られた竪坑から石炭を運び出したり、炭鉱作業員を地下に移動させたりするのに使用されていた。
同じ形式で現存する竪坑櫓は日本では他になく、その希少性と歴史的価値により、2009(平成21)年に国の重要文化財に指定された。
付近には坑道の入り口の遺跡なども残っている。
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