日本の絶景&秘境シリーズ65

タイラ昭一

2024年12月14日 09:32

日本の絶景&秘境シリーズ
№65 ユニークな天然アート
長い年月の波の浸食と風化

象岩

岡山県倉敷市下津井港から南西2、5kmの沖合に浮かぶ小さな島、六口島(むくちじま)の西岸に長い年月をかけて波の浸食と風化などによって形成された象そっくりの奇岩『象岩』がある。(^'^)
六口島は海水浴などでも楽しめる、観光スポットでその南端に国指定天然記念物『象岩』がある。
自然の芸術品である『象岩』の、その姿はあたかも巨象が岸辺に水を飲みにやって来ているかのように見えます。
白い岩肌の雄大な造形は瀬戸内の海の青さによく映えます。
満潮になると波に巨体を浮かべ、干潮になると磯辺にたたずみます。
高さは約8m、干潮時には歩いて近づくことができます。(@^^)/~~~
古くから人々の目を引いたらしく、岡山藩池田家文書の中には宝永元年(1704)の絵図が残されており、今と変わらぬ姿が描かれています。 
残念ながら1980年頃、鼻の先端部が落下し少し短くなったそうです。
象岩』は、テレビ朝日の「ナニコレ珍百景」でも紹介されました。
アクセスはJR児島駅からバスで15分、下津井公民館下車すぐの下津井港から船で約10分だ。

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