日本の絶景&秘境シリーズ70

タイラ昭一

2025年03月05日 09:07

日本の絶景&秘境シリーズ
№70 異国情緒あふれる演し物!
国指定重要無形民俗文化財

長崎くんち

長崎くんち』は長崎の氏神「諏訪神社」の秋季大祭。
1634年( 寛永11年)、二人の遊女が諏訪神社神前に謡曲「小舞」を奉納したことが『長崎くんち』の由来と言われています。
くんちの語源は、重陽の節、菊の節句の9日(くにち)がくんちとなったと言われています。
毎年10月7~9日の3日間のかけて行われ、様々な奉納踊りの催し物が披露される。(^。^)y-.。o○
長崎奉行の援助もあって年々盛んになり、さらに奉納踊には異国趣味のものが多く取り入れられ、江戸時代より豪華絢爛な祭礼として評判だったそうです。
三味線に胡弓が混ざったり、日本舞踊にコミカルな動きが取り入れられたような「阿蘭陀万歳(おらんだまんざい)」や、中国で五穀豊穣を祈る神事にはじまったと言われるダイナミック&エキゾチックな演し物「龍踊(じゃおどり)」など、長崎ならではの異国情緒が漂います。
この奉納踊は、国指定重要無形民俗文化財に指定されています。
アクセスは、JR長崎駅を拠点に各踊場方面へ路面電車が運行。



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